看護師

再発と転移が多い病気|大腸がんに有効な治療と予防方法

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病気を確定させる

医者

自己免疫疾患を確定する

免疫沈降とは、細胞や組織から目的のタンパク質があるかを調べるために行う分析の方法です。この方法は生化学の分野の実験などで行われることがあります。あまり身近なものに感じられませんが、実際の医療の現場でもこの免疫沈降によって病気の検査が行われることがあります。例えば膠原病や皮膚筋炎などの自己免疫疾患では、その病気であることを確定するために免疫抗体の検出が必要です。この検出方法に免疫沈降法が用いられます。かつては膠原病や皮膚筋炎などの疾患は、他の疾患とは区別することが難しく、診断がつくのに時間がかかっていました。そのため、患者にとっては何の病気かわからないまま、苦しい時間だけを過ごしていました。しかし今では大学病院などを中心に、この免疫沈降法が広がってきています。免疫沈降法が広がることによって、自己免疫疾患の様子が見えてくるのです。

より詳細に病気を確定する

医療現場では免疫沈降法を用いることで、自己免疫疾患など今まで確定診断が遅れがちな病気について明らかにすることができます。実際に、この免疫沈降法を積極的に活用している病院も少なくありません。例えば膠原病の場合、膠原病の種類を詳しく診断するために、どの自己抗体が自分自身を攻撃しているかを免疫沈降で確認します。このような自己抗体の検査を行うと、検査結果が分かるまでに1週間程度の時間が必要となりますが、自己抗体検査のような血液検査以外にも詳しい検査を行うことで、より詳しく病気を確定させることができます。